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無駄遣い…。レアル・マドリード、給料が高すぎる5人。費用対効果が悪いのは?

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ナチョ


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年1月18日
年俸:802.2万ユーロ(約9.6億円)
今季リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト

 レアル・マドリードで高い給料を受け取っている一人がナチョだ。年俸はFWロドリゴとほぼ同じで802.2万ユーロ(約9.6億円)とされている。ただ、出場時間だけでは計れない価値を持っていることも確かだろう。

 ナチョは2001年にレアル・マドリードの下部組織に加入。2011年にトップデビューを飾り、今もチームに残り続けている。

 世界中から超一流が集まるレアル・マドリードにおいて、ナチョは「平凡」な部類に入るかもしれない。それでも、複数ポジションをそつなくこなす器用さは一級品。その上、クラブへの愛情に疑問の余地はなく、レアル・マドリードのようなビッグクラブがベンチに一人は置いておきたい重要な駒となっている。

 控えの選手にこれだけの額を投じられるのは、世界有数のビッグクラブだからこそ。裏を返せば、ナチョがベンチにいることの価値を分かっているからこそ、レアル・マドリードはビッグクラブなのかもしれない。

【了】

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