谷晃生（たに・こうせい）
【写真：Getty Images】
生年月日：2000年11月22日（22歳）
2023所属クラブ：ガンバ大阪
2022期限付き移籍先：湘南ベルマーレ
2022リーグ戦成績：31試合35失点
移籍先での評価：A
3年間に及んだ湘南ベルマーレへの期限付き移籍で、谷晃生はJリーグを代表するGKへと成長を遂げた。ガンバ大阪ユース時代からその才能は注目されており、AFC U-16選手権、FIFA U-17ワールドカップなど年代別代表で国際舞台を経験してきた。トップチームでは東口順昭の存在によりリーグ戦の出場機会が無かったが、20年の湘南移籍が転機となる。
湘南での1年目は、7月のリーグ戦再開からまもなく、正GKの座を確保した。翌年にはU-24日本代表でも正GKに据えられ、東京五輪では全試合に出場。大会直後の21年9月にはA代表に初めて招集され、22年7月のEAFF E-1サッカー選手権では初出場を果たしている。
湘南では3シーズンに渡って正GKを務め、プレーの安定感は格段に増した。190cmの長身とウイングスパンを活かしたハイボール処理やセービング技術はJリーグでもトップレベル。足下の技術も年々向上している。今年5月に37歳となる東口も衰える気配を見せないが、谷もレギュラー争いに挑むだけの能力を持っている。
