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なぜ獲った…。リバプール、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

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2023年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回は名門リバプールが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)


FW:アンディ・キャロル(元イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年1月6日
在籍期間:2011年1月~2013年7月
リバプール通算成績:58試合11得点6アシスト


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 ニューカッスルでのアンディ・キャロルの活躍は凄まじかった。同クラブの下部組織で育ったキャロルは2006年にトップチームデビューを飾ると、チャンピオンシップに降格した2009/10シーズンにはリーグ戦39試合17得点12アシストをマーク。チームを2部リーグ優勝&プレミアリーグ復帰に導くと、翌シーズンにはプレミアリーグ第2節のアストン・ビラ戦でハットトリックを達成するなど、リーグ戦19試合で11得点を決める活躍を見せた。

 その活躍により、2011年1月にリバプールに加入。10/11シーズン前半戦で一時降格圏に沈むなど低迷していたチームは、キャロルに対して4100万ユーロ(約49億円)もの移籍金を支払った。これは、当時のイギリス人史上最高額となっている。

 しかし、周囲の活躍に応える活躍は出来ず。加入時に負傷していたこともあり1年目はリーグ戦7試合で2得点に留まると、11/12シーズンはリーグ戦35試合に出場するもわずか4得点で終了。同シーズンのリーグカップ(当時カーリング・カップ)優勝には貢献したが、移籍金を考えれば約2年半で公式戦58試合11得点に終わったこの男の獲得は、失敗だったと言わざるを得ない。

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