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サッカー選手にとって怪我は付き物で、避けては通れないものもある。復帰までに長期間を要する重傷の場合、選手にかかる精神的、肉体的負担は想像を絶する。明治安田生命Jリーグの2023シーズン開幕を約1か月後に控える中で、復活を心待ちにしているJリーガーを5人紹介する。
高木善朗(アルビレックス新潟)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年12月9日(30歳)
2022リーグ戦成績:32試合9得点6アシスト
負傷:右膝前十字靭帯損傷
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昨年9月、首位を走っていたアルビレックス新潟にアクシデントが発生した。明治安田生命J2リーグ第37節水戸ホーリーホック戦で、背後からのタックルを受けた高木善朗が負傷。担架で運ばれて、そのまま交代となった。試合から3日後、アルビレックス新潟は高木が右膝前十字靭帯を損傷したことを発表している。
チームはそのまま首位を走り、J2優勝と6シーズンぶりのJ1昇格を決めたが、高木はピッチに戻ることなく2022シーズンを終えることとなった。高木は負傷するまでにリーグ戦32試合に出場し、9得点6アシストを記録していた。トップ下で司令塔として攻撃的なスタイルをプレーで体現し、J2ベストイレブンにも選出されている。
昨年12月24日には新潟との契約更新が発表された。「シーズン中に負ってしまったケガから復帰するために、リハビリに取り組んでいるところ」と契約更新の際にコメントを残している。加入から5シーズン、J2時代の新潟を支えてきたテクニシャンの復帰を、多くの人々が心待ちにしている。