FW:ヘセ・ロドリゲス(スペイン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月26日
最終所属:アンカラギュジュ(トルコ)
22/23リーグ戦成績:14試合2得点1アシスト
2012/13シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で22ゴールをマークとレアル・マドリードカスティージャ(Bチーム)で圧巻の活躍を披露していたヘセ・ロドリゲスは、カルロ・アンチェロッティ監督にその才能を見出され2013/14シーズンにトップチームへ昇格。同シーズンのラ・リーガでは18試合で5得点4アシストをあげる活躍をみせると、その後も限られた出場時間の中で結果を残し、いつしか“クリスティアーノ・ロナウド2世”とも称されるようになった。
しかし、2016年のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍で大転落。虫垂炎にかかって出遅れたことも影響して結果を残せず、私生活も乱れていたことから批判の的となった。結局PSG加入1年目のシーズン途中にラス・パルマスにレンタルへ出され、その後もストーク、ベティス、スポルティングCPと期限付きでクラブを転々に。そして2020年冬にPSGを退団し、フリーの身となった。
2021年に加入したラス・パルマスでリーグ戦では2桁ゴールをマーク。今季より所属するアンカラギュジュでも公式戦16試合で5得点2アシストと活躍していたヘセだが、今月に入り突如としてクラブとの契約解除が発表され、未所属選手に。指揮官との確執や、トルコに馴染めなかったことが理由とされている。マドリー産の“元天才”は、果たしてどこへ向かうのか。