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Jリーグクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人。C・ロナウド2世、あの天才テクニシャンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:エリアキム・マンガラ(元フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1991年2月13日
最終所属:サンテティエンヌ
21/22リーグ戦成績:14試合1得点0アシスト

 コンゴ人の両親のもと、フランスで生まれたエリアキム・マンガラ。5歳で移住したベルギーのスタンダール・リエージュでプロデビューを果たすと、2011年にはポルトにステップアップし、大きく成長を遂げた。2014年のブラジルワールドカップにフランス代表として出場した後には、すでにイングランドを代表する強豪へと進化を遂げていたマンチェスター・シティに活躍の場を移した。移籍金は4500万ユーロ(約54億円)で、DFとしては当時の史上最高額だった。

 マヌエル・ペレグリーニ監督の下では出場機会を確保し、ヴァンサン・コンパニの相棒を務めることが多かったマンガラだが、2016年のジョゼップ・グアルディオラ監督就任でキャリアが暗転。フィジカルタイプで足元の技術やポジショニングに強みがなかった同選手は、スペイン人指揮官の求めるDFではなかった。2016/17シーズンはバレンシアにレンタル。翌2017/18シーズンにシティへ復帰するもやはり出番はなく、同シーズン途中にエバートンに期限付きで渡った。

 2019年にはシティからバレンシアにフリー移籍するも、怪我の影響もあって満足いく出場機会を得られず、2021年夏に退団。2022年冬には降格回避を目指すサンテティエンヌに加入したが、残留に導くことはできず、シーズン終了後にクラブを離れた。そこから半年が経った現在も所属先が見つかっていないという状況だ。

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