ユベントス 最新ニュース
2023年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回は名門ユベントスが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)
FW:ルカ・トーニ
生年月日:1977年5月26日
在籍期間:2011年1月~2012年1月
ユベントス通算成績:15試合2得点2アシスト
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セリエAで2度得点王に輝いた元イタリア代表のルカ・トーニだが、ユベントスでは失敗に終わった。1年間の在籍で2ゴール2アシストという結果だ。
ユベントスは2010年末にFWファビオ・クアリアレッラが負傷し、その代役としてトーニを迎えた。2月のカリアリ戦でゴールを決めたトーニは、まずまずのスタート。4月のジェノア戦では1ゴール1アシストという結果も出した。
しかし、夏にアントニオ・コンテ監督がやってくると、トーニは完全に構想外となり、冬にアル・ナスルへ移籍することになっている。
ユベントスはジェノアからトーニを獲得する際、移籍金が掛からなかった。その点は救いだとしても、やはり本来の働きができたわけではない。最も大きな功績としては、2011年9月に行われたユベントス・スタジアム(現アリアンツ・スタジアム)のこけら落としとなったノッツ・カウンティとの一戦で、新スタジアムで記念すべき初ゴールを決めたことだろう。