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絶好調の三笘薫をリバプールはどう止める? 前回A・アーノルドは完敗。注目すべきサイドでの攻防

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



楽しみな三笘薫VSリバプール

 プレミアリーグ第20節、ブライトン対リバプールが現地時間14日に行われる。



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 この試合で連敗を避けたいリバプールが最も警戒すべきは、やはりサッカー日本代表MF三笘薫だろう。ロベルト・デ・ゼルビ監督の下、日本屈指のドリブラーは左サイドのファーストチョイスに君臨。現在はプレミアリーグで2試合連続ゴール中とノリに乗っている。リバプールが三笘への対策を疎かにすべきでないのは、誰の目にも明らかだろう。

 三笘封じのために、リバプールが3バックを採用する可能性はあるか。答えはノーだろう。フィルジル・ファン・ダイクが負傷離脱している中、一気にセンターバック3枚を使うリスキーな選択をユルゲン・クロップ監督がとるとは考えにくい。前線の枚数が3→2に変更となる可能性はあるが、いずれにせよブライトン戦は4バックとなるはずだ。

 順当にいけば右サイドバックはトレント・アレクサンダー=アーノルドとなるが、三笘との相性は最悪だ。イングランド代表DFは攻撃面こそ素晴らしいが、守備、とくに1対1に弱い。今季第9節のブライトン戦では、三笘のドリブルに翻弄されて右サイドに穴をあけてしまっていた。今や大きな自信をつけた日本人ドリブラーを止められるとは考えにくい。

 そこで考えられるのがジョー・ゴメスの右SB起用だ。アレクサンダー=アーノルドと比べ攻撃力はガクッと落ちるが、身長188cmでリーチが長く、簡単には振り切られないスピードも持っている。凡ミスがしばしば見受けられるのがウィークポイントだが、アレクサンダー=アーノルドよりは1対1に期待できるのではないだろうか。

 いずれにせよ、サイドでの攻防がそのまま勝敗に直結してくると言っても過言ではない。連敗を避けるべく、クロップ監督がどのような策を用意してくるのか注目だ。

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