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なぜ獲った…。ACミラン、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images

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 2023年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回はイタリアの名門ミランが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)


MF:ルーカス・パケタ


【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月27日
在籍期間:2019年1月~2020年9月
ミラン通算成績:37試合1得点2アシスト


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 ウェスト・ハムのMFルーカス・パケタはブラジル代表にも呼ばれる世界的な選手だが、ミランでは大きく期待を裏切った。1年半の在籍で、セリエAでは37試合に出場。1得点2アシストに終わっている。

 ミランは2019年1月、フラメンゴに3840万ユーロ(約46億円)の移籍金を支払ってブラジルの新星を獲得した。ミランファンにとってトップ下のブラジル人といえばカカを思い出すもので、「新しいカカ」と期待を集めた。

 しかし、ブラジル人らしいスタイルはなかなかイタリアに適応せず。技術は高くてもカカのような推進力はみられず、攻撃を停滞させる一因になった。

 当時のミランといえば、次から次へと指揮官が代わる時期でもあった。適応のための時間があれば、プレースタイルに合った監督がいれば……。たらればを挙げればキリはないが、有望な若手を連れてくればいいというわけではないという意味では、良い教訓になったかもしれない。

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