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Jリーグ 2年前

浦和レッズが育てた最高傑作5人。原口元気、山田直輝…アカデミーが生んだ逸材たち

シリーズ:アカデミーの最高傑作5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:宇賀神友弥(うがじん・ともや)


【写真:Getty Images】


生年月日:1988年3月23日
在籍期間:2010年1月〜2022年1月
通算成績:399試合26得点39アシスト

 宇賀神友弥はジュニアユースから浦和レッズに所属したがトップチームへの昇格は叶わず、流通経済大学へ進学した。だが、同大学在学中の2009年に特別指定選手として浦和のトップチームに登録されると、同年10月に2010シーズンからの正式加入が決定。当時の浦和でユースから大学を経由してトップチームに加わった初めての選手となった。

 1度は挫折を味わったが、J1デビュー戦となった2010シーズンの開幕戦にスタメン出場するとそのまま左サイドバックで定位置を確保。翌シーズンは不安定なパフォーマンスによりベンチを温める時期もあったが、2012シーズンには左ウイングバックでの起用にも適応し、スタメンに返り咲いている。

 その後も主力として活躍し続けた宇賀神は、在籍した約12年間で歴代7位となる公式戦399試合に出場。また歴代4位の39アシストを記録し、天皇杯2回、リーグカップ1回、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)1回の計4つのタイトル獲得に貢献した。大学を経由しているとはいえ、下部組織出身でこれほど長期間に渡りトップチームで活躍する選手は、今後アカデミーから出てこないかもしれない。

【了】

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