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【写真:Getty Images】
ベイルが現役引退を発表
ウェールズ代表のガレス・ベイルが9日、自身のツイッターを通じて現役引退を発表。17年のプロ生活に幕を下ろすことになった。
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サウサンプトンの下部組織出身であるベイルは、2006年に16歳という若さでプロデビュー。その後トッテナム、レアル・マドリード、ロサンゼルスFCでプレーした。クラブチームでの通算得点数は「186」となっている。
そんな数多くあるゴールの中でも、ベイルにとって最高のものとなったのは、2017/18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、リバプール戦での一撃と言えるだろう。
この試合でベンチスタートとなったベイルは、1-1で迎えた61分から出場。するとその2分後に、サッカー史に残るスーパーゴールを叩き出した。左サイドからマルセロがクロスを上げると、これに反応したベイルはオーバーヘッドを披露。完璧にミートしたボールはゴール左に飛び、そのままネットに突き刺さった。
英紙『デイリー・メール』によれば、ベイルの左足は198cmの高さに達していたとのこと。また、シュートはゴールラインまで約14mの距離を時速61kmの速さで飛んでいたとも伝えている。恐るべき身体能力の高さである。
驚愕の勝ち越しゴールを奪ったベイルは、試合終盤にも1点を奪い、マドリーを前人未到のCL3連覇へと導いている。マドリーでの晩年は様々な面で批判された同選手だが、そんな彼が奪ったリバプールの夢を打ち砕くオーバーヘッド弾は、マドリディスタの記憶に深く刻まれたと言えるだろう。