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Jリーグ 2年前

最高の指揮官は誰だ? Jリーグ外国人監督勝率ランキング1~10位。異国からやってきた名将たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:ジョアン・カルロス


【写真:Getty Images】


勝率:65.2%(136試合86勝4分46敗)
国籍:ブラジル
生年月日:1956年1月15日
在籍クラブ:鹿島アントラーズ(1996年~98年6月)、名古屋グランパス(1999年10月~2000年7月)、セレッソ大阪(2001年8月~同年11月)、コンサドーレ札幌(2003年~同年8月)

 ジーコがテクニカルディレクターに就任した1996年、ジョアン・カルロスはエドゥーの後任として鹿島アントラーズの監督に就任した。レオナルド、ジョルジーニョ、マジーニョのブラジル人トリオと、本田泰人、秋田豊ら日本人選手の活躍もあり、横浜フリューゲルスを抜き首位に。見事に初のリーグ優勝を果たし、常勝軍団の礎を築いた。

 97年も1stステージを制し、年間通じて最多勝ち点を獲得したが、チャンピオンシップでジュビロ磐田に敗れて優勝を逃す。それでも、リーグ杯と天皇杯を制してカップ戦2冠を達成した。98年も滑り出しは良かったが、選手との衝突により辞任し、鹿島での監督キャリアは突如として終わりを迎えた。

 99年10月に監督に就任した名古屋グランパスでは、リーグ戦9連勝フィニッシュ、天皇杯制覇と結果を残す。2000年の1stステージも3位と好成績を残すも、選手との確執が噂され解任されてしまう。01年には降格の危機に瀕するセレッソ大阪を救えず、03年に就任したコンサドーレ札幌でもうまくいかず。どちらも1年足らずでチームを去ることとなった。

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