13位:ウスマン・デンベレ(バルセロナ/フランス代表)
生年月日:1997年5月15日(25歳)
市場価値の増加額:3000万ユーロ(約36億円/100%UP)
市場価値の変動:3000万ユーロ(約36億円)→6000万ユーロ(約72億円)
2022/23シーズンリーグ戦成績:15試合出場/4得点5アシスト
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが、市場価値増加ランキングの13位となった。
このランキングに登場するのは、比較的若い選手が多いが、デンベレは特殊な流れと言えるだろう。2019年2月に1億2000万ユーロ(約144億円)まで上昇したあと、2021年12月に3000万ユーロ(約36億円)まで下落。そして2022年に再び上昇しているのだ。
デンベレは遅刻癖などもあり、バルセロナ退団がたびたび噂になったが、2021/22シーズン後半戦は大活躍。2月末からリーグ戦7試合で1ゴール9アシストの結果を残すと、今季はここまで4ゴール5アシストと好調だ。フランス代表の一員として臨んだカタールワールドカップでも2アシストを記録しており、準優勝に貢献した。
もともと才能には定評があったデンベレ。選手として成熟し始めて、本来の市場価値に戻ろうとしていると捉えられるかもしれない。