2位:ヨシュコ・グヴァルディオル(ライプツィヒ/クロアチア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年1月23日(20歳)
市場価値の増加額:4000万ユーロ(約48億円/266.7%UP)
市場価値の変動:3500万ユーロ(約42億円)→7500万ユーロ(約90億円)
2022/23リーグ戦成績:13試合0得点0アシスト
カタールワールドカップで最も評価を高めたDFは、間違いなくクロアチア代表のヨシュコ・グヴァルディオルだろう。決勝トーナメント1回戦で日本代表の前に壁として立ちはだかったのは記憶に新しい。
昨季はDFBポカールのタイトルを獲得したライプツィヒだったが、トメニコ・テデスコが開幕早々に解任されるなどスタートダッシュに躓いた。グヴァルディオルもチームと同じくシーズン開幕当初はあまり調子が良くなかったが、徐々にコンディションを上げ、ワールドカップが開幕した11月の時点ではベストコンディションとなっていた。高さにスピード、足元の技術を兼ね備える若きCBの実力に驚いた視聴者も多かったのではないだろうか。
こうした活躍を受けてグヴァルディオルの市場価値は、シーズン開幕前の時点で3500万ユーロ(約42億円)だったのが、7500万ユーロ(約90億円)まで上昇している。そのうちの1500万ユーロ(約18億円)はワールドカップ期間中でアップしたものであり、得点という分かりやすい指標が出にくいDFで、これだけの短期間で価値が大幅に上昇するのはかなりレアなケースである。