4位:エンツォ・フェルナンデス(ベンフィカ/アルゼンチン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年1月17日(21歳)
市場価値の増加額:4000万ユーロ(約48億円/266.7%UP)
市場価値の変動:1500万ユーロ(約18億円)→5500万ユーロ(約66億円)
2022/23リーグ戦成績:14試合1得点3アシスト
アルゼンチン代表の悲願のワールドカップ優勝に大きく貢献したエンツォ・フェルナンデスは、これまで数々の名手が受賞してきたワールドカップ最優秀若手選手賞を受賞した。
アカデミー時代から過ごしたリーベル・プレートで台頭したフェルナンデスは、弱冠20歳で“アルゼンチンリーグ最高のMF“と称されるまでに成長。満を持して22年夏に欧州へと挑戦すると、12月30日のブラガ戦まで公式戦24戦無敗だった絶好調ベンフィカの中盤に君臨し、豊富な運動量を活かした守備と機を見た攻撃参加でチームに厚みをもたらした。
そしてカタールワールドカップを戦ったアルゼンチン代表では中盤の底でフィルターとなり、攻撃面でも1得点1アシストを記録する大活躍を披露。先述した通り、最優秀若手選手を受賞するまでに至った。こうした活躍からその市場価値は大幅に上昇しており、シーズン開幕前で1500万ユーロ(約18億円)だった価値が4000万ユーロ(約48億円)アップの5500万ユーロ(約66億円)まで急騰している。ワールドカップの活躍を受けて多くのメガクラブが獲得に関心を寄せており、その価値はまだまだ上がりそうだ。