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急上昇中! 22/23シーズン、市場価値アップ額ランキング1~10位。1位となったのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ミハイロ・ムドリク(シャフタール・ドネツク/ウクライナ代表)

【写真:Getty Images】


生年月日:2001年1月5日(21歳)
市場価値の増加額:3100万ユーロ(約37.2億円/344.4%UP)
市場価値の変動:900万ユーロ(約10.8億円)→4000ユーロ(約48億円)
2022/23リーグ戦成績:12試合7得点6アシスト

 今冬の移籍市場においてミハイロ・ムドリクの名を聞かない日はない。

 抜群の加速力を武器に左サイドを制圧するムドリクは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でその実力が欧州トップレベルであることを証明した。その中で際立っていたのがアウェイでのセルティック戦でのゴールだ。カウンターから左サイドでボールを受けると、相手右SBとCBを完全に後手に回す巧みなドリブルで翻弄し、カットインから右足を一閃。GKのニアゾーンを豪快なシュートで打ち抜いてみせた。

 このゴールも含めて今季のCLでは6試合で3得点2アシストを記録。当然ながら国内リーグでも結果を残しており、こうした活躍を受けて市場価値は急上昇している。シーズン開幕前まで900万ユーロ(約10.8億円)だった価値が、現在では4000万ユーロ(約48億円)まで高まっている。そのアップ率は344.4%と驚異的だ。今冬にはアーセナルやチェルシーなどプレミアリーグ勢から熱心な関心が伝えられており、本人も移籍に前向きなことからステップアップが確実視されている。ウクライナの神童は果たしてどこのクラブを新天地に選ぶのだろうか。

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