1位:フヴィチャ・クヴァラツヘリア(ナポリ/ジョージア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年2月12日(21歳)
市場価値の増加額:4500万ユーロ(約54億円/300%UP)
市場価値の変動:1500万ユーロ(約18億円)→6000万ユーロ(約72億円)
2022/23リーグ戦成績:12試合6得点7アシスト
カタールワールドカップに出場した選手の多くが市場価値を上昇させた中で、今回の市場価値アップ額ランキングで1位に輝いたのはワールドカップに出場できなかったジョージア代表のフヴィチャ・クヴァラツヘリアだった。
クヴァラツヘリアの価値が上昇した最大の要因は、現在セリエAで首位を走るナポリでの大活躍だ。今季のナポリは13勝2分と圧倒的な強さでリーグを独走しており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでもアンフィールドでリヴァプールに敗れた以外は無敗で首位通過を決めている。そうした好調の中で得点とアシストの両方を量産しているクヴァラツヘリアの存在感は際立っている。
2022年夏のナポリ加入時点での市場価値は1500万ユーロ(約18億円)だったが、この半年間の活躍で4500万ユーロ(約54億円)もアップ。その上昇率は300%と非常に高い数値を叩き出している。このままナポリがセリエAを制するなどタイトルを獲得するようなことがあれば、その価値はさらに上昇することが見込まれる。恐らく1年前までほとんどのサポーターに知られていなかったジョージアの神童の価値は、今後も上がり続けることだろう。
【了】