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エンソ加入でチェルシーは何が変わる?
現地時間3日、英紙「Skysports」によるとチェルシーは今冬の移籍市場でFIFAワールドカップカタール2022優勝に貢献したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの獲得を望んでいるという。同選手の加入により、低迷するチームは変わるのか。
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チェルシーは今夏に、大金を支払ってラヒーム・スターリングやカリドゥ・クリバリらを獲得した。しかし、リーグ開幕戦に勝利後はなかなか結果が出ず、2022年9月にトーマス・トゥヘル監督が解任。後任としてグレアム・ポッター監督が招聘されたが、チームはなかなか改善されず現在リーグ10位に沈んでいる。
そこでチェルシーは、上記したように今冬にベンフィカに所属するエンソ・フェルナンデスの獲得を目論んでいるという。
現在のチェルシーの中盤ではエンゴロ・カンテが離脱中。昨年10月から採用された3-4-2-1ではマテオ・コバチッチ、ジョルジーニョ、ルーベン・ロフタス=チークの3人がローテーションでコンビを組み、同年12月に4-3-3へ変更して以降はジョルジーニョがアンカーを務め、メイソン・マウントらがインサイドハーフを務めていた。
ここにエンソが加われば、中盤は今より安定するだろう。豊富な運動量と卓越したパススキル、さらに高い危機察知能力も持つアルゼンチン代表MFであれば、アンカーに入るジョルジーニョの代わりも務まるはずだ。
しかし、チームは大きく変わるだろうか。移籍金1億2000万ユーロ(約144億円)を分割で支払ってまでエンソを獲得するのであれば、この大金でFWを獲得するべきではないだろうか。
今夏に加入したピエール=エメリク・オーバメヤンはリーグ戦8試合で1得点、またカイ・ハフェルツはリーグ戦15試合4得点に留まり、チーム総得点はリーグ戦16試合で20得点とビッグ6としてはかなり少ない。
今年1月1日にはダヴィド・ダトロ・フォファナが加入したが、コートジボワール代表の同選手の欧州でのプレー経験はノルウェー1部のモルデに在籍した約2年間のみのため、プレミアリーグへの適応に時間がかかるだろう。
そのため即戦力となるストライカーの獲得は必須だと見るが、果たして。
【了】