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Jリーグ 2年前

名古屋グランパス、歴代最強外国籍選手5人。ストイコビッチらタイトルをもたらした男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクシャンドレ・トーレス(元ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1966年8月22日
在籍期間:1995年1月〜2000年1月
通算成績:180試合出場/14得点

 ブラジル代表のレジェンドDFカルロス・アウベルトを父に持ち、トーレス自身も1992年にブラジル代表として1試合出場した経験を持つ。名古屋には1995年に加入し、ヴェンゲル監督のもとでストイコビッチやフランク・デュリックスとともに主力として躍動。ディフェンスリーダーとして1996年元日の天皇杯制覇に大きく貢献した。

 その後もカルロス・ケイロス監督やジョアン・カルロス監督などにも不動のセンターバックとして重用され、抜群の危機察知能力と空中戦の強さを武器に90年代後半の名古屋を支えた。最後は母国ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマ移籍が決まり、2000年元日の天皇杯優勝を置き土産に帰国することとなった。

 現役引退後には、名古屋で最後に指導を受けたジョアン・カルロス監督の下で働き、2003年にコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)のコーチとして再来日を果たした。

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