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ガンバ大阪、歴代最強外国籍選手5人。衝撃的だったエムボマと躍動したブラジル人選手たち

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2023シーズンに30周年を迎えるJリーグでは、これまで世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍してきた。その中でも、とくにインパクトを残した人物は誰なのか。今回は、2度のJリーグ制覇を誇るガンバ大阪の歴代最強外国籍選手を5人紹介する。


FW:パトリック・エムボマ(元カメルーン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1970年11月15日
在籍期間:1997年~1998年
通算成績:38試合出場/33得点


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 パトリック・エムボマはカメルーンで生まれ、幼少期にフランスへ渡っている。1990年にパリ・サンジェルマンに加入したが、負傷などで出場機会に恵まれずにレンタル移籍が続き、1997年にガンバ大阪に移籍することになった。

 1年目の開幕戦でいきなり観客の度肝を抜くゴールが生まれた。左のPA角でボールを受けたエムボマは2人のDFを剥がすと、3人目のDFをリフティングで交わしてそのまま左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

 97年は25ゴールで得点王とベストイレブンに輝いている。身長185cmの強靭なフィジカルでJリーグのDFたちを次々にねじ伏せていった。このころからカメルーン代表にも選ばれるようになり、翌年のフランスワールドカップにも出場した。

 ワールドカップ後にガンバ大阪を退団したエムボマは、イタリア、イングランド、リビアでのプレーを経て日本に戻ってきた。東京ヴェルディとヴィッセル神戸で1年半ずつプレーし、Jリーグ通算では78試合48得点という数字を残している。

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