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Jリーグ 2年前

横浜F・マリノス、歴代最強外国籍選手5人。Jリーグ初代得点王に、アメリカへ渡った最強CBも

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ドゥトラ(ブラジル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1973年8月11日
在籍期間:2001年7月〜2007年1月、2012年3月〜2014年7月
通算成績:274試合出場/12得点

 2001年夏、ブラジルのスポルチ・レシフェからマリノスにやってきた。当初は半年間の期限付き移籍だったため、通算8年もJリーグでプレーすることになると本人も想像できなかっただろう。ラザロニ監督から信頼されたドゥトラはすぐさま左サイドバックのレギュラーに収まり、J2降格の危機に瀕していたマリノスを救った。

 2003年と2004年には不動の左サイドバックとしてマリノスのJリーグ2連覇に貢献し、個人としても2年連続のベストイレブンに輝いた。2006シーズン限りで一度退団することになるが、後半戦のみのプレーだった移籍初年度を除いて全てのシーズンでリーグ戦25試合以上に出場するなど、まさに鉄人のごとき活躍だった。

 2007年からは古巣スポルチ・レシフェへ戻り、ブラジルでプレーしていたが、2012年3月にマリノスへ電撃復帰を果たす。直前に天野貴史が全治8ヶ月の大怪我を負って長期離脱が決まったところでの帰還だった。獲得のきっかけは、その約2ヶ月前に行われた松田直樹氏の追悼メモリアルゲームで見せたエネルギッシュなプレーだったとされる。

 復帰当時38歳になっていたドゥトラだが、プレーは衰え知らずで、以前と変わらない豊富な運動量を披露。左サイドバックのレギュラーをがっちり掴んだ。2014年も契約を更新したが、夏に満了時期を設定してそのまま現役を引退した。

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