横浜F・マリノス 最新ニュース
2023シーズンに30周年を迎えるJリーグでは、これまで世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍してきた。その中でも、とくにインパクトを残した人物は誰なのか。今回は、5度のJリーグ優勝を誇る横浜F・マリノスの歴代最強外国籍選手を5人紹介する。
FW:ラモン・ディアス(元アルゼンチン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1959年8月29日
在籍期間:1993年7月〜1995年1月
通算成績:83試合出場/55得点
【今シーズンのJリーグは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
ナポリやインテル、モナコといった欧州クラブで実績を積み重ねてきたアルゼンチン代表FWは、1993年の来日時すでに33歳になっていた。とはいえ得点力にサビつきはなく、Jリーグ開幕の1993シーズンは28ものゴールを奪って初代得点王&ベストイレブンに輝いた。
ほとんど左足だけでボールを扱ったが、それでもペナルティエリア内では敵なし。2年目の1994年も23得点を挙げる活躍を披露した。Jリーグでは約2年間のみのプレーながら4度のハットトリックを達成している。さらなる貢献が期待された1995年は同胞のホルヘ・ソラーリ新監督と対立し、Jリーグ第5節から第10節までの6試合にだけ出場して横浜マリノスを退団。リーグ初制覇の喜びを味わうことなく、そのまま現役を引退することとなった。
【次ページ】Jリーグ初制覇の原動力