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Jリーグ 2年前

鹿島アントラーズ、歴代最強外国籍選手5人。ジーコに続く、常勝軍団を作り上げたブラジル人たち

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:マルキーニョス(ブラジル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1976年3月23日
在籍期間:2007年1月~2011年1月
通算成績:167試合出場/82得点

 東京ヴェルディ、清水エスパルスなどを渡り歩いたマルキーニョスは、2007年に鹿島に加入した。オズワルド・オリベイラが監督に就任したチームは開幕から出遅れたが、9連勝フィニッシュで奇跡の逆転優勝を達成。2トップの一角を務めたマルキーニョスは、自己最多の14得点をマークした。

 08年、チームは開幕から白星を重ねてリーグ連覇を達成した。マルキーニョスは21ゴールを挙げ、得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞の個人3冠に輝いている。前人未到の3連覇を成し遂げた09年は13得点を挙げ、11得点を挙げた10年限りで鹿島を退団。その後は横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸でもプレーしている。

 外国籍選手としては歴代最多、全体でも6位となるJリーグ通算152得点、9度の2ケタ得点をマークしたマルキーニョス。鹿島では田代有三や興梠慎三、高校を卒業したばかりの大迫勇也ともコンビを組み、自ら得点を狙うだけでなく周りを活かす献身的なプレーが印象的だった。

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