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マンU史上最強! 伝説の英雄5人。ルーニー、ベッカム…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1985年2月5日
在籍期間:2003年8月~2009年7月、2021年8月~2022年11月
通算成績 :346試合145得点64アシスト
主な獲得タイトル:プレミアリーグ(3回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、リーグカップ(2回)、FAカップ(1回)、コミュニティ・シールド(2回)、FIFAクラブワールドカップ(1回)

 2000年代後半のマンチェスター・ユナイテッドの躍進はクリスティアーノ・ロナウドの活躍なくしてはあり得なかっただろう。03年夏にユナイテッドに加入した当時は生粋のドリブラーであったロナウドが、スコアラーとして覚醒していく過程をサポーター達は目の当たりにした。

 03年夏にスポルティングからユナイテッドへと移籍すると、前シーズンまでデイビッド・ベッカムが着用していた背番号7を継承。加入初年度から多くの試合に出場したが、 加入してから3年間、プレミアリーグで二桁ゴールを記録することはなかった。ところが2006/07シーズンに17ゴール14アシストを記録し、点取り屋としての能力が覚醒する。PFA年間最優秀選手賞とFWA年間最優秀選手賞をダブル受賞し、チームも2002/03シーズン以来のプレミアリーグ優勝を成し遂げた。

 続く2007-08シーズンはプレミアリーグで31ゴール、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で8ゴールを記録し、両大会で得点王を獲得。チームの二冠達成の立役者となり、2008年度のバロンドールを受賞した。2008/09シーズンもプレミアリーグ優勝を成し遂げ、ロナウドはリーグ3連覇を置き土産に自身の憧れのクラブでもあったレアル・マドリードへと活躍の場を移した。世界最高のボックスストライカーへ変貌したロナウドは、21年夏にユナイテッドへと12年ぶりの復帰を果たした。しかし、テレビのインタビューでユナイテッドへの不満を吐露。これが大きな問題となり、11月22日に双方の合意によってユナイテッドを退団することが決まった。

【了】

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