サッカー日本代表歴代スタメン&フォーメーション
サッカー日本代表は1998年のフランス大会でワールドカップに初出場し、2022年のカタール大会まで7大会連続出場を果たし、決勝トーナメントに4度進出している。その間、日本代表はどのような布陣で戦ってきたのか。主に使われてきたフォーメーションを監督ごとにまとめ、その変遷を振り返る。
アルベルト・ザッケローニ
基本フォーメーション(ブラジルワールドカップ)
在任期間: 2010年9月~14年6月
主な戦績
2011年 AFCアジアカップ
2013年 FIFAコンフェデレーションズカップ:グループステージ敗退(3敗)
2013年 東アジアカップ:優勝
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ベスト16に進出した南アフリカワールドカップ終了から2か月後、日本代表はアルベルト・ザッケローニ監督の就任を発表している。セリエAで輝かしい実績を持ち、ACミラン、インテル、ユベントスのイタリア3強で指揮を執った経験もあった。
セリエAで指揮を執っていた頃のザッケローニの代名詞は3-4-3だった。しかし、日本代表ではこれまでの4-2-3-1を踏襲。前政権が最終予選を戦ったメンバーが中心だったが、1トップだった岡崎慎司が右サイド、トップ下には本田圭佑、左には香川真司という並びに変わっていた。長谷部誠と遠藤保仁の中盤、長友佑都と内田篤人のサイドバックは不動だった。
就任から4か月後に行われたアジアカップは初戦でヨルダン代表に引き分ける波乱のスタートに。しかし、そこからエンジンがかかり、3連勝で準決勝へ。韓国代表戦は2-2でPK戦に突入したが、川島永嗣の神がかり的なセーブで突破した。オーストラリア代表との決勝戦も延長に突入したが、李忠成のゴールで勝利を収めた。
2013年6月のコンフェデレーションズカップは3勝全敗と打ちのめされている。ブラジル代表には0-3で完敗し、イタリア代表とは打ち合いの末に3-4で敗れた。メキシコ代表にも試合巧者ぶりを見せつけられて敗れている。
欧州組抜きで臨んだ13年7月の東アジアカップ東アジアカップでは新戦力が台頭する。しかし、2011年のアジアカップから3年半で主力メンバーはほぼ変わらず。1トップは前田遼一から大迫勇也、吉田麻也の相方は今野泰幸から森重真人となり、ワールドカップ本大会では山口蛍が2試合に先発している。
初戦でコートジボワール代表に逆転負けを喫し、退場者を出したギリシャ代表からは得点を奪えずに引き分け。第3戦ではコロンビア代表に力の差を見せられ1-4で敗れた。2大会連続のグループステージ突破はならず、ザッケローニ監督は退任した。
●基本フォーメーション(ブラジルワールドカップ)
▽GK
1 川島永嗣
▽DF
2 内田篤人
6 森重真人
22 吉田麻也
5 長友佑都
▽MF
17 長谷部誠
16 山口蛍
9 岡崎慎司
4 本田圭佑
10 香川真司
▽FW
18 大迫勇也