3位:中島翔哉(アル・ドゥハイル)
【写真:Getty Images】
MF:中島翔哉(アル・ドゥハイル)
最高市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
更新日:2019年5月3日(当時24歳)
東京ヴェルディの下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。同年のJ2リーグ第39節、栃木SC戦ではJリーグ最年少記録となる18歳59日でのハットトリックを達成した。その後はカターレ富山やFC東京でプレー。そして23歳となった2017年8月にポルティモネンセへと移籍を果たした。
ポルトガルの地では自身の持ち味を余すことなく発揮した。加入後すぐにスタメンに定着すると、ゴールやアシストをハイペースで生み出す。最終的に1年目ながらリーグ戦29試合で10得点12アシストを記録し、ポルトガルのフットボールゲーム制作会社によるリーグの年間ベストイレブンに選出されることになった。
そうした活躍もあり、2019年2月にカタールのアル・ドゥハイルへと加入。移籍金は3500万ユーロ(約42億円)とされており、中田英寿を上回る日本人史上最高額となった。そのため、自身の市場価値も大幅アップ。2019年5月に2500万ユーロ(約30億円)を記録することになっている。
その5か月後にはFCポルトに加入するも、そこからキャリアは低迷する。21年夏に復帰したポルティモネンセでも完全復活とはいかず、今年夏にはトルコのアンタルヤスポルに移籍している。