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チェルシー史上最強! 伝説の英雄5人。ランパード、ドログバ…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドの名門チェルシーは、これまでプレミアリーグ制覇6回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇2回などを誇ってきた。こうした輝かしい成績を残している同クラブでは、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人の伝説の英雄を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)。


MF:フランク・ランパード(元イングランド代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1978年6月20日
在籍期間:2001年7月~2014年8月
通算成績:648試合211得点150アシスト
主な獲得タイトル:プレミアリーグ(3回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、UEFAヨーロッパリーグ(1回)、リーグカップ(2回)、FAカップ(4回)、コミュニティ・シールド(2回)


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 21世紀のチェルシーにおいて最も活躍したMF、そして最も高い貢献度を誇ったのは間違いなくフランク・ランパードだろう。2001年にプロデビューの地ウェストハムから加入すると、1年目からレギュラーとしてプレー。そこから13年間にもわたってブルーのユニフォームを着続け、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)など数多くのタイトルをクラブにもたらしてきた。まさにレジェンド中のレジェンドだ。

 卓越したテクニックを持っており、広い視野を活かした展開力にも定評があったランパードだが、やはり最大の魅力はFW顔負けの得点力と言えるだろう。相手ボックス内へ入り込むタイミングなどが抜群に上手く、プレミアリーグでは10シーズン連続で二桁得点を奪取。2009/10シーズンにはMFの同リーグ史上最多得点となる22ゴールを叩き出していた。最終的にチェルシーで積み上げた得点数は「211」にもなっており、MFというポジションながらクラブの歴代得点数ランキングで1位に立っている。

 またランパードの凄いところは、激しさが売りのプレミアリーグという舞台に長く身を置きながら、長期離脱を強いられることが全くなかったこと。2005年にはGKデイビッド・ジェームスが保持していたリーグ連続出場記録をフィールドプレーヤーながら更新(164試合)していたなど、毎シーズン当たり前のように高い稼働率を誇っていた。そんな“鉄人ぶり”を発揮できたからこそ、ランパードはチェルシーというクラブで多くのものを勝ち取ることに成功したと言えるだろう。

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