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11/12シーズンからユベントスはセリエA9連覇を達成。15/16シーズンには国内3冠達成し黄金期を築いた。こうした輝かしい成績を残しているイタリアの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人の伝説の英雄を紹介する。
FW:アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1974年11月9日
在籍期間:1993年7月~2012年7月
通算成績 :705試合290得点140アシスト
主な獲得タイトル:セリエA(6回)、コッパ・イタリア(1回)、スーペルコッパ・イタリアーナ(4回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、UEFAスーパーカップ(1回)、FIFAクラブワールドカップ(1回)
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ユベントスという世界最高峰のクラブを語る上で、最も重要な選手がいる。それがアレッサンドロ・デル・ピエロだ。在籍19年間で残した705試合290得点140アシストという記録は全てが歴代最多。華麗なテクニックで世界中を魅了したデル・ピエロのプレーは、イタリアの偉大な芸術家 “ピントゥリッチオ“の名を用いて表現された。
1993年にデビューを飾ったデル・ピエロは、2年目の94/95シーズンにスクデット(セリエA優勝)を獲得。ロベルト・バッジョらが付けた背番号「10」を継承した95/96シーズンには、11試合6得点3アシストの活躍を見せ、ユベントスをチャンピオンズリーグ(CL)初優勝に導いた。この年を含め、ユベントスは3季連続でCL決勝に進出している。自身3度目のスクデットを獲得した97/98シーズンには、公式戦32得点を記録。その年のセリエA最優秀選手賞を受賞した。
その後も数々のタイトルを獲得したが、05/06シーズンにクラブのスキャンダルが発覚。ユベントスはセリエBに降格となってしまった。しかし、デル・ピエロが出した決断は残留。多くの主力選手が去る中チームに留まり、1年でのセリエA復帰に大きく貢献した。35歳を迎えた09/10シーズン以降は控えに回ることが増えたが、ユベントス最後の年となった11/12シーズンにはセリエA無敗優勝を達成。有終の美を飾り、シーズン終了後に世界中のファンに惜しまれながらの退団となった。