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Jリーグ 2年前

柏レイソル、歴代最強外国籍選手5人。マラドーナの元相棒、強烈なアフリカンFWまで

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

フランサ(元ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1976年3月2日
在籍期間:2005年〜2010年
通算成績:113試合出場/32得点

 攻撃面での存在感は抜群だが、運動量は少なく、守備はほとんどしない。J2降格も2度経験している。それでも「魔術師」と称えられ、多くのファンの記憶に刻まれているのは、圧倒的なテクニックが数々の記憶に残る名場面を生み出したからだろう。

 レバークーゼンではチャンピオンズリーグ出場も経験したが、2005年夏にクラウス・アウゲンターラー監督の構想から外れて柏に加入することとなった。ところが1年目は無得点に終わり、チームとともにJ2降格を味わう。

 それでも2年目の2006年は1年でのJ1復帰に貢献し、2007年にJリーグ優秀選手賞を獲得する活躍で昇格組みながら8位に躍進した柏を引っ張った。歴代の助っ人外国籍選手の中でもトップクラスのテクニックを駆使したスーパープレーの数々の中でも、2008年のJ1第20節・浦和レッズ戦終了間際に決めたゴールは随一だろう。

 後ろからの浮き球パスを胸でコントロールして前を向いたフランサは、右足アウトサイドでのボレーシュートを右ポストに当てながらゴールにねじ込んだ。

 しかし、2009年も負傷が多く、柏は再びJ2降格。フランサは契約延長して残留したものの、J2で迎えた2010年も負傷離脱や若手の台頭により出番が増えず、同年夏に柏を退団。約1年のブランクを経て2011年夏に横浜FCと契約し、半年プレーしてスパイクを脱いだ。

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