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Jリーグ 2年前

柏レイソル、歴代最強外国籍選手5人。マラドーナの元相棒、強烈なアフリカンFWまで

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

マイケル・オルンガ(ケニア代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年2月18日
在籍期間:2018年〜2020年
通算成績:78試合出場/61得点

 2018年夏、期限付き移籍先だったスペイン1部ジローナでのプレーを経て、中国の貴州智誠からケニア国籍では初のJリーガーとして完全移籍で柏に加入。そのシーズンは3得点に終わり、チームもJ2降格の憂き目にあってしまう。

 だが、2019年は強烈な印象を残した。7月が終わった時点では8得点にとどまっていたが、そこから尻上がりに調子を上げてゴールを量産。8月はハットトリックも含む6得点2アシストでJ2月間MVPに。極めつけは京都サンガF.C.をホームに迎えた最終節、90分間で8得点という離れ業をやってのける。柏は京都に13-1の大勝を収めた。

 この8発によってシーズン27得点となったオルンガは、28得点を挙げたアルビレックス新潟のレオナルドに及ばず得点王獲得とはならなかった。それでも代表活動などによる離脱が多く30試合出場にとどまった中での27得点は驚異的だった。続く2020シーズンもオルンガの勢いは止まらず、J1で28得点を奪って得点王に輝き、アフリカ人初のJリーグMVPも受賞した。

 長身でパワフルなだけでなく、異次元のバネと驚くべきスピードも兼ね備える。しなやかなフォームから放たれるシュートも技術が高いうえに強烈とくる。対戦したDFが「オルンガはヤバい」と口を揃えるのも無理はなかった。

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