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「どちらも酷い」メッシとエムバペを侮辱。お互いのファンが愚行…海外メディアが非難

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース


【写真:Getty Images】


人種差別や愚行、止まらない問題行動

 アルゼンチン代表がPK戦の末にフランス代表を下し、3度目の優勝を飾って幕を閉じたカタールワールドカップ。余韻が残る中、水を指すような形で、アルゼンチン代表とフランス代表のファンがお互いに愚行を繰り返している。どちらも酷いと、ドイツメディア『ドイチェ・ヴェレ』が非難した。



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 同メディアによると、アルゼンチン代表のワールドカップ優勝を祝うパレードが開かれた20日に、一部のアルゼンチンファンがキリアン・エムバペに対する人種差別、さらには棺桶の形に切り取った段ボールにエムバペの顔写真を貼り付け、それを火で燃やす行為を行っていたという。

 一方で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属するパリ・サンジェルマン(PSG)の本拠地では、アルゼンチンの国旗に火を付ける行為や、フランス・パリのパブの入り口にドアマットに模したメッシのユニフォームを敷き「入店前に必ず足を拭くのを忘れないでください」との看板が置かれていたとのこと。同メディアは「アルゼンチンとフランスの醜さ」と題し、どちらも酷いと非難している。

 エムバペが今年5月、メディアを通じて「南米サッカーは欧州ほど進んでいない」と発言。それに抗議していたアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、優勝パレードでエムバペの顔写真を貼り付けた赤ちゃん人形を持参するなど、選手の間でも問題行動が起きている。こういった行動が、アルゼンチンとフランスのファンの愚行に繋がっているのかもしれない。

【了】

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