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激闘の疲れは?カタールW杯クラブ別出場時間ランキング1~10位。チーム状況が最も苦しいのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:パリ・サンジェルマン


【写真:Getty Images】


現在のリーグ順位:1位
カタールW杯出場選手数:11人
総出場時間:3239分

 8位にランクインしたのはパリ・サンジェルマン(PSG)だ。同クラブからは11名がカタールワールドカップに出場し、ケイラー・ナバスを除いた10人が決勝トーナメントに進出した。

 最も疲弊しているのはリオネル・メッシだ。アルゼンチン代表10番はカタールW杯全7試合にフル出場。同大会最長の690分間ピッチに立ち、7試合7得点3アシストの活躍で悲願のW杯制覇を成し遂げた。大躍進したモロッコ代表のアクラフ・ハキミとフランス代表のキリアン・エムバペも全7試合に出場している。既にエムバペはPSGの練習に復帰しているようだが、疲労はかなり溜まっているだろう。

 準々決勝まで進出したブラジル代表ではマルキーニョスが全5試合に出場。426分間ピッチに立ったが、初戦で負傷してグループリーグ第2節と第3節を欠場したネイマールは281分間に留まった。またポルトガル代表もベスト8に進出しているが、ヴィティーニャは3試合の出場のみ。カタールW杯中に負傷したダニーロ・ペレイラとヌーノ・メンデスは1試合の出場に留まった。メンデスは来年1月末までの欠場が濃厚で、ペレイラの復帰時期は不透明だ。

 その他、ラウンド16まで進んだスペイン代表のカルロス・ソレールは90分間で、パブロ・サラビアはモロッコ代表戦の2分間の出場に終わっているため疲労はほとんどないだろう。ケイラー・ナバスはグループリーグ全試合に出場したがPSG内では第2GKのため、チームへ影響はほとんどないはずだ。

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