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Jリーグ 2年前

セレッソ大阪、歴代最強外国籍選手5人。監督も務めたレジェンド、香川らを支えた司令塔も

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:マルチネス(ブラジル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1980年4月21日
在籍期間:2009年〜2011年
J1通算成績:45試合出場/3得点
J2通算成績:34試合出場/6得点

 セレッソ加入初年度の2009年、戦いの場はJ2だった。ただ、当時のチームには乾貴士や香川真司といった、のちに欧州へ旅立つことになる才能がいた。彼らを後方からサポートし、操っていた司令塔がマルチネスだ。

 10番を背負い、精度抜群の左足でゲームを組み立て、時にゴール前まで進出して強烈なミドルシュートを放つ。2010年夏に香川が、2011年夏に乾が欧州へ移籍していったが、攻守にマルチな能力を備えたマルチネスは彼らのステップアップを後押ししたと言えるだろう。

 在籍3年間でJ1昇格を果たした以外にタイトル獲得はなかったが、存在感は抜群。傑出した安定感も含めてセレッソの歴史の一部として語り継ぐべき選手の1人に違いない。

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