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ガッカリ…。カタールW杯、ワーストイレブン。サッカー日本代表MFやあのスーパースターも選出

シリーズ:カタールW杯ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


クリスティアン・エリクセン(デンマーク代表/マンチェスター・ユナイテッド)
生年月日:1992年2月14日
代表通算成績:120試合39得点26アシスト
カタールW杯成績:3試合0得点0アシスト

 カタールワールドカップで期待を裏切ったチームの1つがデンマーク代表だろう。グループリーグ3試合でわずか1得点に終わり、ベスト4に輝いたEURO2020(欧州選手権)のような強さを発揮できないまま早々に大会を去ることになった。そんな“ダニッシュ・ダイナマイト”を支える10番はEUROでの心臓発作から奇跡的な復活を遂げ今大会に挑み注目を集めたが、残念ながら0得点0アシストとノーインパクトに終わった。

 持ち味が全く出ていなかったわけではないが、チームワーストとなるポゼッションロスト55回という数字(データサイト『Sofa Score』を参照)からも明らかな通り、本来のパフォーマンスからは程遠かった。イタリアの著名ジャーナリスト、ファブリツィオ・ビアジン氏は「元インテルの選手はチームの原動力となるはずだったが、代わりにネラッズーリのシャツを着た1年目に見られた最悪の自分を思い出してしまった」と評している。ガッカリ感は大きい。


【写真:Getty Images】

アーロン・ラムジー(ウェールズ代表/ニース)
生年月日:1990年12月26日
代表通算成績:78試合20得点9アシスト
カタールW杯成績:3試合0得点0アシスト

 64年ぶりにワールドカップ出場を果たしたウェールズ代表の中で注目を浴びたのが、エースのガレス・ベイルとニースに所属するこのベテランMFだった。しかし、グループリーグ3試合に先発出場するも、かつてのようなアグレッシブな姿勢は見られず、攻守において平凡なパフォーマンスに終始。チームが1勝もできずグループ最下位で敗退したこともあり、批判の的となっているようだ。

 データサイト『Sofa Socre』による今大会の平均レーティングはチームワースト3位タイとなる「6.4」と散々なものに。また英紙『ザ・サン』によれば、同選手は「引退すべき」「彼はウェールズの妨げになった。昔は一流選手だったが、最近は貧弱だ」など、サポーターから心ない言葉を浴びせられているとのこと。64年ぶりのW杯は、この男にとってかなり苦いものとなった。


【写真:Getty Images】

久保建英(日本代表/レアル・ソシエダ)
生年月日:2001年6月4日
代表通算成績:22試合1得点0アシスト
カタールW杯成績:2試合0得点0アシスト

 サッカー日本代表はグループリーグEを首位で通過し世界を驚かせたが、若きレフティーは期待されながらも輝くことができなかった。ドイツ代表戦とスペイン代表戦はスタメン出場を飾るも前半のみで交代。史上初のベスト8進出がかかったクロアチア代表との重要な決勝トーナメント1回戦は体調不良で欠場と、運にも見放されてしまった。

 ドイツ代表戦は守備に奔走し、ボールを持ってもアントニオ・リュディガーらに簡単に潰されることが散見。スペイン代表戦はドイツ代表戦よりもキープ力が光っていたが、やはり全体的には守備の時間が多く、持ち味を存分に発揮できたとは言い難かった。いずれも後半に反撃に出るという中でベンチに下げられているため、森保一監督の采配による犠牲とも言えるが…。4年後に期待といったところだ。

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