フットボールチャンネル

日本代表 2年前

リスクが大きい?W杯後の移籍で失敗した歴代サッカー日本代表5人。マンUからゴールを奪った男も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:鈴木隆行(すずき・たかゆき)


【写真:Getty Images】


生年月日:1976年6月5日
移籍先:鹿島アントラーズ→ヘンク(ベルギー)
移籍日:2002年7月1日(日韓W杯後)
移籍金:不明

 2001年にサッカー日本代表デビューを飾った鈴木隆行は、フィリップ・トルシエ監督の下で日韓ワールドカップに出場。ラウンド16までの全4試合に出場し、先発したグループリーグ初戦のベルギー代表戦では貴重な同点ゴールを決めて日本代表にとってW杯で初めての勝ち点獲得に貢献した。 

 日韓大会での活躍が認められ、同大会後の2002年7月にベルギーのヘンクへレンタル移籍を果たした。しかし、2002/03シーズンは公式戦28試合に出場するも先発したのは3試合のみ。主戦場のCFではなかなか起用されず、主にサイドハーフやウイングバックでの出場となった。

 慣れないポジションを任されたこともあり、鈴木の欧州リーグ初挑戦は0得点。目に見える結果は2アシストのみで定位置を掴むことが出来ず、同シーズン終了後に鹿島アントラーズへ復帰している。初の欧州リーグ初挑戦となったヘンク移籍は失敗だったと言えるだろう。


【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!