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日本代表 2年前

リスクが大きい?W杯後の移籍で失敗した歴代サッカー日本代表5人。マンUからゴールを奪った男も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:柿谷曜一朗(かきたに・よういちろう)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年1月3日
移籍先:セレッソ大阪→バーゼル(スイス)
移籍日:2014年7月7日(ブラジルW杯後)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)

 2013年に行われたEAFF東アジアカップでサッカー日本代表デビューを飾ると、同大会で3得点をマーク。得点王に輝き、東アジアカップ初優勝に導いた。この活躍により、同大会後には日本代表に定着。ブラジルワールドカップに臨むメンバーにも選出されたが、大迫勇也やサプライズ招集された大久保嘉人の存在もあり、ピッチに立ったのはグループリーグ初戦のコートジボワール代表戦と第3節のコロンビア代表戦の計25分間に終わった。

 ほとんど見せ場がなかったが、同大会後の2014年7月7日にスイスの強豪バーゼルへ移籍。2014/15シーズンのリーグ第3節でデビューを果たすと、続く第4節で1ゴール1アシストをマークし、リーグ戦5試合連続出場となった第7節でも1得点を決める活躍を見せた。また、2014年9月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第1節のレアル・マドリード戦でCLデビューも果たした。

 しかし、柿谷は少ない出場時間で結果を残していたが、定位置を確保することはできず。2015年3月に行われた国内カップ準々決勝ではハットトリックを達成したが、この試合以降はリーグ戦でベンチ外となることが増え、15/16シーズンはほとんど出場機会を得られずに2016年1月にセレッソ大阪へ復帰することになってしまった。

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