FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース
アルゼンチン代表が36年ぶりの優勝
FIFAワールドカップカタール2022決勝、アルゼンチン代表対フランス代表が現地時間18日に行われた。連覇を目指すフランス代表は2点のビハインドを負いつく執念を見せ、延長に勝ち越された直後にも追いついた。フランス代表は執念でPK戦に持ち込んだが、アルゼンチン代表は全員がPKを成功させて36年ぶりの優勝を果たした。
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左サイドからアンヘル・ディ・マリアがカットインすると、ファウルを受けてPKを獲得する。これをリオネル・メッシが決めて、アルゼンチン代表が23分に先制する。さらに、36分にはアレクシス・マック・アリスター、メッシ、フリアン・アルバレス、マック・アリスターとダイレクトでパスがつながり、最後は左サイドから走りこんだディ・マリアが左足でゴールに流し込んだ。
2点のビハインドを負うフランス代表は41分、オリビエ・ジルーとウスマン・デンベレを下げ、ウスマン・デンベレとランダル・コロムアニを投入した。しかし、攻撃の糸口を見つけることができず、フランス代表はシュート0で前半を終えた。
ニコラス・オタメンディがペナルティーエリアでファウルを犯し、フランス代表にPKが与えられる。キリアン・エムバペのキックにGKエミリアーノ・マルティネスは触ったが、シュートはゴールネットを揺らし、フランス代表は1点を返した。
さらに、その直後にフランス代表が追いつく。メッシからボールを奪ったキングスレイ・コマンが起点となり、マルクス・テュラムとのワンツーでペナルティーエリアに侵入したエムバペが、浮き球のボールに右足を振り抜く。強烈なボレーシュートはゴール右隅に決まり、フランス代表が81分に試合を振り出しに戻した。
息を吹き返したフランス代表は攻め立てるが、アルゼンチン代表もメッシを中心にフランス代表に襲い掛かる。一進一退の攻防は90分で決着がつかず、直近5大会で4度目の延長戦に突入した。
延長戦は余力で上回るアルゼンチン代表がチャンスを作るが、フランス代表も身体を張った守備で封じる。しかし、ラウタロ・マルティネスのシュートをGKが弾き、メッシが押し込む。
アルゼンチン代表が土壇場で勝ち越したが、フランス代表もまだあきらめない。エムバペがこの日2度目のPKを成功させ、フランス代表が同点に追いつく。ハットトリックの大活躍で、フランス代表を窮地から救い出した。
1人目はエムバペとメッシがともに成功させる。フランス代表2人目のコマンのキックはGKエミリアーノ・マルティネスに防がれ、3人目オーレリアン・チュアメニのキックは左に外れる。アルゼンチン代表は延長に投入されたパウロ・ディバラ、レアンドロ・パラデス、ゴンサロ・モンティエルが成功させ、36年ぶりの優勝を果たした。
【了】