FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース
クロアチア代表、2大会連続メダルの大記録
FIFAワールドカップカタール2022・3位決定戦、クロアチア代表対モロッコ代表が現地時間17日に行われ、2-1でクロアチア代表が勝利した。
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負傷者を抱えるクロアチア代表は、左サイドバックにイバン・ペリシッチを起用し、ヨシップ・スタニシッチとヨシップ・シュタロが初出場にして初先発。マルセロ・ブロゾビッチ不在の中盤はダブルボランチの形で、ルカ・モドリッチとスクランブル態勢で臨んだ。
先制したのはクロアチア代表。7分にマイェルのFKをペリシッチがバックヘッドで折り返し、ヨシュコ・グバルディオルがヘディングで押し込んだ。
しかし、モロッコ代表もすぐに追いつく。右サイドからのFKは相手に防がれたが、このボールがゴール前へ。これに反応したアシュラフ・ダリが頭で押し込み、モロッコ代表が試合を振り出しに戻した。
42分、クロアチア代表は波状攻撃の形でゴールに迫り、一度失いかけたボールをコバチッチが奪い返す。左サイドでフリーになったミスラフ・オルシッチが難しい角度から右足で狙ったシュートは、ファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれた。
25日ぶりの再戦となったこの試合は、両チームにとって25日間で7試合目という過密日程で、後半は体力勝負となった。両センターバックが負傷交代となったモロッコ代表も最後までゴールを目指したが、クロアチア代表の粘りが勝った。
クロアチア代表は2014年大会のドイツ代表、オランダ代表以来となる2大会連続メダル獲得で、ワールドカップにまた一つ記録を残した。モロッコ代表はメダル獲得こそ叶わなかったが、アフリカ勢史上初のベスト4進出という快挙を成し遂げてカタールの地を後にする。
【了】