8位:土壇場で決めた針の穴を通すスーパーミドル
【写真:Getty Images】
試合:イラン代表対ウェールズ代表
得点者:ルズベー・チェシミ(98分)
現地時間11月25日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループB第2節、ウェールズ代表とイラン代表が対戦したこの一戦は試合開始から一進一退の攻防が続いていた。0-0で終わるかと思われたが、86分にVARの判定によりウェールズ代表GKが一発退場。すると、数的優位になったイラン代表が猛攻を仕掛ける。
その後もゴールを決められない時間が続いたが、後半アディショナルタイムに相手DFのクリアボールをルズベー・チェシミが拾うと、ペナルティーアーク手前からミドルシュート。試合終了間際に相手DF間を抜いてゴール右下隅に突き刺すスーパーゴールを決めた。
残り2分を切っていたこの場面では、ウェールズ代表の選手6人が自陣ペナルティーエリア内で壁を作っていた。そのためシュートコースはほとんど無かったが、チェシミは針の穴を通すコントロールで待望の先制点を決めてみせた。これで余裕が生まれたイラン代表は3分後に追加点を奪い、2-0でウェールズ代表を下した。
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