22位:相馬勇紀(名古屋グランパス)
生年月日:1997年2月25日(25歳)
市場価値:120万ユーロ(約1.4億円)
大会成績:1試合0得点0アシスト
2022リーグ戦成績:34試合2得点2アシスト
今年の夏までほとんど代表でのプレー経験がなく、当落線上にもいないと目されていた相馬勇紀は、直前の猛アピールで大舞台へ立つ権利を勝ち取った。国内組だけで臨んだ7月のEAFF E-1サッカー選手権では、直接FKを含む3得点を挙げて大会MVPに選出。9月のカナダ代表戦でもゴールを決めて26人の枠に滑り込んだ。
名古屋グランパスでは主にウイングバックでプレーし、豊富な運動量でサイドを上下動する。切れ味鋭いドリブルが武器で、精度の高いプレースキックも相馬の持ち味だ。身長は166cmとチームで最も小柄だったが、粘り強い守備でもチームに貢献できるアタッカーだ。
Jリーグで実績を積み重ねる相馬の市場価値は、緩やかな上昇傾向にある。東京五輪に出場した昨夏は80万ユーロ(約9600万円)だったが、現在は120万ユーロ(約1.4億円)までアップ。25歳という年齢を考えても、今後の活躍次第でまだまだ価値を高めることは可能だ。