34位:カイル・ウォーカー(イングランド代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1990年5月28日
市場価値:1500万ユーロ(約22億円)
22/23リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト
代表通算成績:73試合0得点8アシスト
所属クラブで10月初旬にそけい部を痛め、手術を実施。その影響で出遅れ、自身2度目のワールドカップはグループステージ初戦を欠場することになった。だが、その後は負傷があっても招集された意味がよくわかるパフォーマンスを披露し、イングランド代表にとって2大会連続となる準々決勝進出に貢献している。
敗れたものの、準々決勝のフランス代表戦ではキリアン・エムバペに「スピード」で互角に渡り合うなど存在感を発揮。相変わらずの「フィジカル」能力の高さで右サイドを活性化した。時にゲームメイクにも参加するなど「テクニック」のレベルも高い。
イングランド代表の右サイドバック争いで議論の中心となる「守備力」でも、トレント・アレクサンダー=アーノルドと比較して一日の長が。年齢的に無理は利かなくなってきているが、いまだに世界屈指のサイドバックの1人である。