14位:上田綺世(セルクル・ブルッヘ/ベルギー)
生年月日:1998年8月28日(24歳)
市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
大会成績:1試合0得点0アシスト
22/23リーグ戦成績:17試合7得点0アシスト
この約2年間で上田綺世を取り巻く環境は大きく変わった。2020シーズンに鹿島アントラーズでリーグ戦10得点を記録し、2021シーズンにはリーグ戦14得点、今季も前半戦だけで10得点をマーク。昨夏の東京五輪メンバーにも滑り込み、今夏加入したセルクル・ブルッヘでも2か月半で7得点を挙げている。
東京五輪やカタールワールドカップでゴールを決めることはできなかったが、所属クラブでの活躍が印象的だ。相手の背後を取る巧みな動き出しが武器で、ミドルレンジからもゴールを狙えるシュートも強烈。スピードに長けたFWが多い日本代表の中で、数少ない「9番」タイプのFWである。
市場価値は右肩上がりだ。初めて2ケタ得点を記録した2020シーズンはわずか45万ユーロ(約5400万円)だったが、移籍直前の今夏には3倍以上となる150万ユーロ(約1.8億円)までアップ。現在はそこからさらに上昇し、200万ユーロ(約2.4億円)となっている。