19位:吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
生年月日:1988年8月24日(34歳)
市場価値:150万ユーロ(約1.8億円)
大会成績:4試合0得点1アシスト
22/23リーグ戦成績:15試合0得点0アシスト
2011年のAFCアジアカップ以降、主力を担ってきた吉田麻也は、この4年半、主将としてチームを牽引してきた。今年8月には34歳となり、冨安健洋や板倉滉といった下の世代からの突き上げもある中、カタールワールドカップでも全4試合にフル出場してチームを支えた。最後はPKを失敗し、悔しい終わり方となってしまったが、これまでの吉田の貢献が色あせることはないだろう。
名古屋グランパス出身で、オランダ、イングランド、イタリア、そしてドイツと欧州を渡り歩いてきた。どのチームにも激しいポジション争いがあったが、13年に渡って欧州で生き残ってきた実績は、歴代の日本人センターバックの中でも最高クラスと言える。
現在の市場価値は、34歳という年齢もあり150万ユーロ(約1.8億円)に留まる。とはいえ、7年半在籍したサウサンプトン時代には700万ユーロ(約8.4億円)だった時期もあった。年齢とともに市場価値は下がっていくが、こうした経験は現在のプレーにも活かされているはずだ。