小久保玲央ブライアン(こくぼ・れおぶらいあん)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年1月23日
所属クラブ:ベンフィカB(ポルトガル)
22/23リーグ戦成績:0試合0失点
代表通算成績:なし
柏レイソルの下部組織出身だが、高校2年次のアルカスカップでの活躍が強豪ベンフィカの目に留まったことで、トップチームに昇格する前にポルトガルに渡った。2020年よりベンフィカBの一員となり、今年5月のプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)ではベンチ入りも経験。将来が楽しみなGKの1人だ。
ナイジェリア人の父を持つ小久保玲央ブライアンは身長193cmと恵まれた体格を誇っており、ゴール前に立っているだけでどこか威圧感がある。足元の技術はこれからといったところだが、リーチの長さと身体能力の高さを生かしたセービング能力は非凡である。
経験値はまだまだ物足りない。今年のAFC U-23アジアカップ・ウズベキスタン2022では、鈴木彩艶に次ぐ2番手という現実も突きつけられた。それでも、やはり上記した圧倒的なサイズや身体能力の高さは大きな魅力。日本代表の守護神争いに絡んでほしいところだ。