MF
ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)
生年月日:1985年9月9日(37歳)
大会通算成績:5試合0得点0アシスト
チーム成績:ベスト4進出
ブラジル代表の激しいプレッシャーにもまったく動じず、安定したボール捌きでチームのボール保持を支えた。
チームが落ち着ける時間を作るボールキープや、フリーの味方につける正確なロングパスなど自身の長所を存分に発揮し、隙があれば縦パスを通して攻撃のスイッチを入れることも。37歳となってなお世界最高峰のパフォーマンスを維持しており、2大会連続の決勝進出の可能性もありそうだ。
マルセロ・ブロゾビッチ(クロアチア代表)
生年月日:1992年11月16日(30歳)
大会通算成績:5試合0得点0アシスト
チーム成績:ベスト4進出
クロアチア代表の中盤といえばルカ・モドリッチだが、マルセロ・ブロゾビッチも彼に劣らないハイパフォーマンスを見せている。
サッカー日本代表戦では走行距離16.64kmという数値が話題となっていたが、ブラジル代表戦でも15.5kmという驚異の数値を叩き出した。守備では広大なスペースをカバーしてボールを刈り取り、攻撃では絶妙な立ち位置で味方にパスコースを提供し、ブラジル代表に流れを渡さなかった。特にモドリッチとの連係は凄まじく、片方がプレッシャーを受けると必ずもう片方がパスコースに顔を出し、相手のプレスを回避していた。
アゼディン・ウナヒ(モロッコ代表)
生年月日:2000年4月19日(22歳)
大会通算成績:5試合0得点0アシスト
チーム成績:ベスト4進出
決勝トーナメント一回戦のスペイン代表撃破の勢いそのままに、モロッコ代表はポルトガル代表に勝利してアフリカ勢初のベスト4進出を決めた。そのチームの中で際立った活躍をしていたのがウナヒだ。
守備ではピッチを走り回って広範囲をカバーし、ポルトガル代表の攻撃陣を牽制。ボールを持った際には狭いスペースをするするとドリブルで抜けていき、ポルトガル代表のプレッシャーを回避するだけでなく、裏のスペースへスルーパスを送り込み、カウンターの起点として機能していた。