9位:遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)
生年月日:1993年2月9日(29歳)
市場価値:650万ユーロ(約7.8億円)
大会成績:4試合0得点0アシスト
22/23リーグ戦成績:14試合2得点0アシスト
大会直前のリーグ戦で接触プレーにより脳震とうを起こし、ぶっつけ本番の状態で遠藤航は今大会に臨んだ。第2戦では右膝を負傷し、第3戦では先発を外れたが、無理を押して試合終盤に出場してゲームをクローズ。ラウンド16では延長戦を含めた120分を走破している。
森保ジャパンでは欠かすことのできない存在で、2019年に加入したシュツットガルトでも獅子奮迅の活躍を見せている。自身より大柄な相手も苦にせず、完璧な間合いでアタックするデュエルの強さは、ブンデスリーガでも高いレベルにある。
20代後半で評価が急上昇するのは稀だ。3年半前のシュツットガルト加入直後に200万ユーロ(約2.4億円)だった市場価値は、昨夏に1000万ユーロ(約12億円)まで上がった。ただ、来年2月で30歳を迎えることもあり、現在は650万ユーロ(約7.8億円)までダウン。それでも、年齢を考えると十分に高い評価を受けていると言えるだろう。