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世界最高の称号は誰の手に? カタールW杯のMVP候補5人。歴史に名を刻む? 最強の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:キリアン・エムバペ(フランス代表/パリ・サンジェルマン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年12月20日
代表通算成績:63試合33得点23アシスト
今大会成績:4試合5得点2アシスト

「プレッシャー」などというものはないのだろう。フランス代表の絶対的エースであるキリアン・エムバペは、4年前のロシア大会に引き続き、カタール大会でも世界に衝撃を与え続けている。MVP候補筆頭なのは間違いない。

 エムバペは初戦のオーストラリア代表戦でいきなり1得点1アシストをマークし勝利の立役者になると、続くデンマーク代表戦では2ゴールをあげた。チュニジア代表戦では途中出場で結果を残せなかったが、停滞していた攻撃陣を活性化するなど、短い時間の中でも驚異であることを証明している。

 圧巻だったのはラウンド16のポーランド代表戦だ。前半にオリビエ・ジルーの得点をアシストすると、後半には右足を振り抜いて2ゴールを奪い、ベスト8進出の立役者になった。これで今大会4試合で5得点2アシスト。21世紀では初となるW杯でのMVP&得点王のダブル受賞に向け、視界は良好だ。


【了】

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