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若手の宝庫! W杯ベスト8注目の逸材10人。今大会初のハットトリック、完成度抜群の10代も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:アントニオ・シウバ(ポルトガル代表/ベンフィカ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年10月30日
今季リーグ成績:10試合2得点0アシスト
今大会成績:1試合0得点0アシスト
代表通算成績:2試合0得点0アシスト

今季開幕から20試合で無敗を続ける絶好調ベンフィカの不動のレギュラーCBであり、パリ・サンジェルマンやユベントスと同じグループとなったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では全試合に出場。この活躍を受けてカタールワールドカップにポルトガル代表の最年少メンバーとして選出され、その年齢は19歳とレギュラーCBの39歳ペペの半分にも満たない。

 187cmという上背がありながらスピードも兼ね備えるCBで、ワールドカップやCLなどの大舞台でも怖気づくことなく堂々とプレーしている。そしてこの選手の最大の魅力はビルドアップの上手さであり、長短のどちらのパスの精度も抜群だ。攻撃センスに溢れた選手で、セットプレーではストライカー顔負けのプレーで得点に絡むこともある。

 今大会は当初4番手CBとして帯同していたが、ダニーロ・ペレイラの負傷離脱に伴い現状は3番手となっている。既に決勝トーナメント進出が決まっていた韓国代表との第3戦でワールドカップデビューを果たした。ポルトガル代表のCBはルベン・ディアスとペペの2選手が務めており、アクシデントがない限り今大会中にスタメンを奪うハードルはかなり高いが、両者の怪我、もしくは逃げ切りを図るべく最終ラインの枚数を増やしたい場面などでの起用法が考えられる。

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