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若手の宝庫! W杯ベスト8注目の逸材10人。今大会初のハットトリック、完成度抜群の10代も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ヴィティーニャ(ポルトガル代表/パリ・サンジェルマン)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月13日
今季リーグ成績:13試合0得点0アシスト
今大会成績:2試合0得点0アシスト
代表通算成績:7試合0得点0アシスト

 2020/21シーズンにプレーしたウォルヴァーハンプトンではノーインパクトに終わったが、昨季ポルトでブレイク。そして今夏にパリ・サンジェルマンへとステップアップを果たしたポルトガルの逸材である。

 足元の技術が極めて高く、激しいプレッシャーをかけられてもボールを失わないキープ力が最大の魅力だ。相手との中間ポジションでボールを受けて、最終ラインと前線を繋げるリンクマン的なプレーを得意としている。守備も泥臭く行うことができるため計算しやすい選手だ。

 今大会は開幕から2試合こそ出番に恵まれなかったが、韓国代表との第3戦で先発に抜擢。持ち前のキープ力でタメを作り、相手から2人がかりでプレスをかけられても華麗なターンでかわして数的優位の局面を演出するなどしてチームに新たなアクセントをもたらした。この試合での活躍が評価されたことでスイスとの決勝トーナメント1回戦でも途中出場から出番を得ており、チームにプラスの効果を与えてくれる存在として、ベスト8以降の戦いでも重宝されそうだ。

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