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若手の宝庫! W杯ベスト8注目の逸材10人。今大会初のハットトリック、完成度抜群の10代も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:シャビ・シモンズ(オランダ代表/PSV)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年4月21日
今季リーグ成績:14試合8得点4アシスト
今大会成績:1試合0得点0アシスト
代表通算成績:1試合0得点0アシスト

 オランダの10代の選手で最も期待されている選手だ。7歳でバルセロナのカンテラ(下部組織)に入団し、現スペイン代表FWアンス・ファティや日本代表MF久保建英らと共に育成された。ちなみに父レジリオ・シモンズは2003年に京都パープルサンガで「レジ」の登録名でプレーし、Jリーグでもゴールを決めたことのあるストライカーだった。

 今季よりパリ・サンジェルマンから母国オランダのPSVに加入すると、コーディ・ガクポらと共に一時はエールディビジの首位に立った好調のチームを牽引。トップ下のポジションで創造性豊かなプレーと華麗なテクニックで魅了し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもアーセナル相手に好パフォーマンスをみせた。

 こうした活躍を受けて今大会を前にオランダ代表にサプライズ招集された。グループステージの3試合では出番が訪れなかったが、決勝トーナメント1回戦アメリカ合衆国代表戦に後半から出場。オランダ代表デビューがワールドカップとなった驚異の19歳はベスト8以降でも出場機会を掴むことができるのだろうか。

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